ネットワークに潜む危険性
2014/11
23
11:11
以前、企業の個人情報がネット上に大量に流出したというニュースを見たのですが、何故そんなことが起きたのでしょうか?
Answer!!
パソコンを操作していた人がミス、あるいは意図的に流したのではないならば、それはパソコンがコンピュータウィルスやスパイウェア等に感染したことで、引き起こされています。
コンピュータ・ウィルスとは
「コンピュータウイルス」「ファイル等に感染することでコンピュータに侵入し、増殖することでコンピュータの動作を不安定にしたり、ファイルを破壊する等の被害をもたらす、悪意を持って作成されたプログラム」のことです。
気付かないうちに侵入し、内部で増殖して被害をおよぼす点等がウイルスと似ていることからこの名前がつけられました。
コンピュータ・ウィルスの影響
「コンピュータウイルス」に感染すると、次のようなことが引き起こされます。
- コンピュータの動作が遅くなる、または全く反応しなくなる
- 保存してあるデータが破壊される、または消失する
- 画面の表示が書き換えられる
- 第三者のコンピュータを感染させてしまう
スパイウェアとは
「スパイウェア」は情報収集を目的としたアプリケーションソフトです。
パソコンを利用したユーザが「どのようなWebページにアクセスしたか?」「どのような文章を書いているか?」「どのようなキーボード操作を行ったか?」等の情報を収集し、スパイウェアの作成者に送るという機能を持っており、知らない間に個人情報が他人の手にわたってしまう可能性がありますので注意が必要です。
スパイウェアの影響
スパイウェアに感染すると、次のようなことが引き起こされます。
- コンピュータの動作が遅くなる、または全く反応しなくなる
- ユーザIDやパスワード等の個人情報がスパイウェア作成者に送信される
- 画面上に突然広告が表示される
- Webブラウザを起動して最初に表示されるページが書き換えられる
インターネットを初めとするネットワークは大変便利ですが、同時にこのような危険も潜んでいます。
使用するときは十分に気を付けてください
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