基本は銅線ケーブル
2014/07
15
11:07
通信ネットワークは物理的にどのようなもので構成されているのでしょうか?
Answer!!
通信ネットワークを物理的につなぐものとしては、現在、銅線を素材にしたメタルケーブルが主流です。
このメタルケーブルをもっと簡単に言えば、一般的な「電話線」のことです。
私たちのイメージとしては、電信柱でつながれた架空ケーブルですが、ほかにも地中に埋められたパイプの中を通る「地中ケーブル」や、海底を通る「海底ケーブル」などがあります。
もっともこれらは設置されている場所や方法が違うだけで、ケーブル自体は同じものです。
メタルケーブルの構造
メタルケーブルは銅などの金属でできた芯線をシースと呼ばれる被覆で覆った構造になっており、芯線を電気が流れます。
またその内部構造によって、同軸ケーブルと 平衡対ケーブルに分類されます。
心線の材料には主に銅線が使われますが、他にも銅覆鋼線、アルミ線、すずめっき銅線などが用いられる場合もあります。
メタルケーブルの特性
メタルケーブルは周波数が高くなるほど、伝送距離が長くなるほど信号が減衰するということが挙げられます。
また、ノイズにも弱く、自らが流す電流による電磁波や外部からの電磁波の影響を受けやすいのも特徴です。
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